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八幡宮のちょっと変わった御神塩のお話し


なぜ、こんな塩が…?

不思議な御神塩

このサイトを運営する間々田八幡宮は、北関東の地方都市に鎮座する静かな里山の神社です。

創建は奈良時代の天平年間と伝えられ、約1300年の歴史があります。
春には国の無形民族文化財である奇祭「ジャガマイタ」が行われ、秋には地域の子供達が境内の土俵に集まり、子供相撲で元気な歓声をあげます。

そんな昭和の時代から変わらないゆったりとした時間が流れる当神社ですが、実は約15年ほど前から、それまでは見られなかったちょっと変わったことが起きているのです。

それは、当神社の御神塩、それも正式に御神前にお供えしたものではなく、御神庫と呼ばれる神社の倉庫のような場所に保管してある何の変哲もない塩を分けて欲しいとおっしゃる方が、少しずつですが年々着実に増えているということなのです。

きっかけ

不思議な御神塩のはじまり

御神塩を使う女性

事の始まりは、私たちが親しくしているある女性に、たまたまこの塩をお分けしたことだったと記憶しています。

彼女の話によると、彼女の家の前で交通死亡事故があり、どうもその事故以来、彼女や彼女の家族にとって、あまり良くない出来事が続いたそうなのです。

そこで彼女は事故現場や家の中、そして大切な彼女の家族を清めるために、日頃お参りしている当神社の塩を使ってみようと思い立ったそうなのです。

実は、日頃当神社では、御神塩と呼べるような特別な塩は用意していませんでした。
「それでも構わない」とおっしゃる彼女に、私たちは正式な御神塩ではないことをおことわりしたうえで、御神庫の塩をお分けしたのです。

ちなみにこの御神庫の塩は、地鎮祭や神社の神事などで使った塩の残りを『捨ててしまうのも、もったいない』と何となく保存しておいたものです。

彼女がその交通事故でどのような影響を受け、どのようなことで苦しんでいたのかはあえてお聞きしませんでした。
しかしそれ以来、御神庫の塩は彼女にとって無くてはならないものとなったようです。
お参りに来ては、御神庫の塩を定期的に持って帰られるようになりました。

その後、彼女にはあらためて御神前に供えた本物の御神塩をお渡ししたこともあるのですが、やはりこれまで通りの御神庫の塩が良いとおっしゃり、それ以降もずっと御神庫の塩を使われています。

そんな彼女の口から語られた八幡宮の塩の話は、少しずつですが参拝者の間に広まり、今では多くの方が繰り返し当神社に塩を受けに来られるようになりました。


御神塩の力の源

御神塩の力の源

こんなにも多くの方から必要とされる御神庫の塩とは、一体何なのだろうと考えることがあります。

霊感も何もない、私のような鈍感な人間には計り知れぬ部分がありますが、考えてみますと塩が保管されている御神庫にも神棚がありますし、塩の周りには当神社に伝わる由緒ある品々がいくつか保管されています。

もしかしたら、そんな場所だからこそ、御神前のような整然とした場所にはない特別な何かが、同じ場所に保管された塩に少なからぬ影響を及ぼしているのかもしれないな…などと考えてみたりもしています。

いずれにしても、当神社の塩を頼りにして下さる方たちのために、これからも保管場所を清浄に保ち、周辺の品々を移動することなく、塩とともに大切に管理していきたいと考えております。

※当サイトで頒布しております御神塩は、すべてこの御神庫に一定期間保管した塩となっております。

【おことわり】
ここに記したことは、すべて塩を使われた特定の個人の方の感想です。御神塩の具体的な効果をお約束するものではありませんので、何卒ご了承さい。


八幡宮の御神塩の話リンク画像  塩が持つ祓い清め後からの話バナー画像


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